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Vol.94 (2024)
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臨時増刊号
ハンドヘルド蛍光X線分析の裏技 (2014.9)
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定価 1,760円(本体価格1,600円+税 10%) B5判・約90ページ 遠山惠夫・河合 潤 編著
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【本書の目的】
ハンドヘルドの特長を知り、正しい使い方を学ぶ
複数メーカーの機種に共通の概念を学ぶ
精度をよく迅速に測定する手法や精度の限界を学ぶ
測定したデータの評価方法をマスターする
加工品などの複雑な形状のサンプルや、土壌・鉱物など、成分が不均一なサンプルに対する測定手法を学ぶ
安全性に関する知識やシーベルトの意味の理解を深める
【主な目次】
まえがき
第1 章 ハンドヘルド蛍光X 線分析装置とは
1-1 ハンドヘルド蛍光X 線分析装置
1-2 各社のハンドヘルド蛍光X 線分析装置
1-3 NITON 社の歴史
1-4 Oxford 社HH-XRF の歴史
第2 章 ハンドヘルド蛍光X 線分析装置開発物語
2-1 Wand 測定の話
2-2 LCD タッチパネル部が蝶番式になったわけ
2-3 管球切れトラブルの話
2-4 He フローかvacuum か
2-5 誘導ノイズに悪戦苦闘
2-6 PDA か専用CPU か
2-7 ラジオアイソトープ型の製造をやめるかやめないか
2-8 1 日に2,000 個の試料測定をする話
2-9 X 線はこわい・こわくない
2-10 よくあるトラブル
第3 章 ハンドヘルド蛍光X 線分析の基礎原理
3-1 X 線とは
3-2 X 線のエネルギーと強度について
3-3 蛍光X 線
3-4 散乱X 線
3-5 蛍光X 線分析装置とは
3-6 蛍光X 線分析装置の各種
3-7 ミニチュアX 線管
3-8 一次フィルターと管電圧
3-9 X 線検出器
3-10 X 線計測におけるバラツキ
3-11 マルチチャンネル計数とスペクトル
3-12 計測した信号の流れ
3-13 定量プログラムについて
第4 章 ハンドヘルド蛍光X 線分析の実際の分析における注意点
4-1 スペクトル上の誤情報
4-1-1 分解能
4-1-2 スペクトル干渉
4-1-3 サムピーク
4-1-4 コンプトン散乱
4-1-5 回折によるスペクトル
4-1-6 エスケープピーク
4-2 正しくない使用
4-2-1 振動によるピーク幅の広がり
4-2-2 外来電波によるピーク幅の広がり
4-2-3 X 線透過窓
4-2-4 X 線透過窓の汚れ
4-3 測定値の誤差
4-4 試料量,試料の厚さ
4-5 分析例
4-6 高温試料の測定
4-7 腐食測定
第5 章 ハンドヘルド蛍光X 線分析装置の安全性と機能
5-1 X 線放射中の警告ランプ(Warning Lamp)
5-2 散乱線監視(Back Scatter Check)
5-3 試料位置センサー(Proximity Sensor)
5-4 両手操作機能(Two Hands Operating)
5-5 屋外使用の機能
5-6 強化プラスチックケース
5-7 充電式電池駆動
5-8 データーメモリー
5-9 ポータブルテストスタンドなど
5-10 合金種判定の自動化
5-11 ハンドヘルドでも持たずに測定
5-12 被ばくについての主要なキーワード
5-13 X 線による被ばくの知識
5-14 法令と届出
第6 章 ハンドヘルド蛍光X 線分析装置の活用事例
6-1 金属・合金
6-2 環境テスト
6-2-1 金属汚染に対する土壌のスクリーニングテスト
6-2-2 規制対象物としての電気部品や電子部品の測定
6-3 鉱業と鉱物
6-4 美術品と考古学での利用
6-5 その他の分析事例
参考書
Appendix 装置メーカーのトピック
アメテック株式会社スペクトロ事業部
オリンパス株式会社
あとがき
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