Vol.66 (1996)
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No.1 (通巻912号)
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特集 「鉄鋼材料のいま」 |
| 鉄鋼材料中の高温強化因子“V-Wing” | 徳納一成・土田 豊・間渕秀里・徳永良邦 |
| 新自動車用鋼板 板材料の加工性および高強度化のあくなき追求 | 小山一夫 |
| 長大橋と高張力鋼線 ――極限強度への挑戦― | 高橋稔彦 |
特集 「非鉄金属材料の動向」 |
| 鉛・亜鉛合金―最近の動向 | 森 孝夫・久保田耕平 |
| 銅および銅合金の開発現況 | 矢島健児・前 義治 |
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| 鞴(ふいご)祭り |
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連載 |
| 溶融体の化学(2) 電解質の熱力学的測定 | 横川敏雄 |
| パイプづくりの歴史(6) マンネスマン兄弟の継目無製管法の発明 | 今井 宏 |
新連載 |
| 身近な有機材料のはなし みずから消える生分解性プラスチック | 大武義人 |
技術動向 |
| チタン チタンとカメラ | 速水寧人 |
| レアメタル オゾンを利用した新しい湿式プロセス(1)―酸化剤としてのオゾン― | 一色 実 |
| アルミニウム アルミニウム合金電磁鋳造技術 | 林 典史 |
| 複合材料 使われる複合材料にする創製プロセス(4)界面反応は溶湯への粒子分散を容易にする | 長 隆郎 |
連載 |
| 鉄のほそ道 レールの身の上話 | 石本祐吉 |
| 物質の不思議をたのしみながら材料開発のヒントを探す 現象と構造(その2) ゴム:見なれたものの不思議 | 山部恵造 |
| X線発見100年と金属のあゆみ | 長崎誠三 |
No.2 (通巻913号)
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特集 「環境に対応する金属の生産」 |
| 窒素酸化物発生量の低減 鉄鉱石焼結プロセスの場合 | 葛西栄輝・齋藤文良 |
| スクラップ利用による環境調和型製鉄 | 埜上 洋・高橋礼二郎・八木順一郎 |
| アルミニウムのリサイクル | 大隅研治 |
特集 「非鉄金属材料の動向」 |
| 世界のチタン工業の現状 | 北岡一泰 |
| アルミニウムの展望(前) | 友弘一郎 |
| すずの動向 | 西川精一 |
| 新春の山陰を歩く | 長崎誠三 |
連載 |
| 溶融体の化学(3) 酸化・還元 酸・塩基と酸化還元はどうちがう? | 横川敏雄 |
| 身近な有機材料のはなし 古くて新しい素材天然ゴム | 大武義人 |
エネルギー通信 |
| スウェーデンが選択した“苦悩” 環境負荷は効率向上で削減 | 浜田靖夫 |
技術動向 |
| レアメタル オゾンを利用した新しい湿式プロセス(2)―MnO2微粒子の作製― | 一色 実 |
| アルミニウム 最近の自動車熱交換器用アルミニウム材料 | 池田 洋 |
| 複合材料 使われる複合材料にする創製プロセス(5)溶融金属への粒子分散と材料特性 | 長 隆郎 |
| ガラス系材料 ガラスの材料設計 | 牧島亮男 |
連載 |
| 鉄のほそ道 枕木の子守唄 | 石本祐吉 |
| 物質の不思議をたのしみながら材料開発のヒントを探す 現象と構造(その3) 表面という「特異点」 | 山部恵造 |
No.3 (通巻914号)
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特集 「相変態現象」 |
| 相変態現象概論(I) | 長崎誠三 |
| ガラス転移現象 | 牧島亮男 |
| ジルコニアの相変態 | 八島正知・垣花眞人・吉村昌弘 |
非鉄金属材料の動向 |
| アルミニウムの展望(後) | 友弘一郎 |
大学学部改革・新設 |
| 東京大学大学院工学系研究科 大学院重点化と材料系 | 佐久間健人 |
連載 |
| 身近な有機材料のはなし 適材適所で活躍する合成ゴム | 大武義人 |
| 溶融体の化学(4) 構造モデルとシミュレーション | 横川敏雄 |
| パイプづくりの歴史(7) スティーフェルのアメリカでの活躍 | 今井 宏 |
技術動向 |
| チタン< チタン製の車椅子(身障者用)の実用化研究 | 小澤隆治・松田靖史 |
| レアメタル オゾンを利用した新しい湿式プロセス(3) ―コバルトとニッケルの分離― | 一色 実 |
| 複合材料 使われる複合材料にする創製プロセス(3)SAPからin situ複合材料へ | 長 隆郎 |
| アルミニウム 最近の飲料用アルミニウム缶材料 | 土田 信 |
鋏糊録 |
| X線発見のわが国への通報とわが国での追試実験考(1) | 間庭秀世 |
連載 |
| 鉄のほそ道 白と黒で ―線路のアクセサリー | 石本祐吉 |
| 物質の不思議をたのしみながら材料開発のヒントを探す いくつかの辞(事)典に見る固体の定義 | 山部恵造 |
| ロシアからの手紙
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| 「鞴(ふいご)祭り」に思う
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No.4 (通巻915号)
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特集 相変態現象 |
| 相変態現象概論 | 長崎誠三 |
| TiおよびTi合金の相変態 | 古原 忠・牧 正志 |
| 準結晶に関する相転移 | 枝川圭一・竹内 伸 |
| 水素吸蔵合金の開発の現状(1) | 大角泰章 |
連載 |
| 身近な有機材料のはなし スキー靴にみる微生物劣化 | 大武義人 |
エネルギー通信 |
| 離陸したデンマークの新産業 水力のない国の選択した道 | 浜田靖夫 |
芸術作品のブロンズ鋳造 |
| ロダン『地獄の門』にみる原型と鋳造法(前) | 黒川弘毅 |
技術動向 |
| チタン 金属系超電導線材の進歩と実用化 | 小川陸郎 |
| レアメタル TiN/AlN超格子 | 一色 実 |
| アルミニウム ろう付けアルミニウムハニカムパネル | 難波圭三 |
| 複合材料 使われる複合材料にする創製プロセス(7)液相内in situ反応による複合材料創製 | 長 隆郎 |
鋏糊録 |
| X線発見のわが国への通報とわが国での追試実験考(2) | 間庭秀世 |
博物館探訪記 |
| 浜松市楽器博物館を訪ねて | |
No.5 (通巻916号)
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特集 「相変態現象」 |
| 相変態現象概論 | 長崎誠三 |
| メカニカル・ミリングによる近似結晶から準結晶への相変態 | 水谷宇一郎 |
| まん丸の金属粉をもとめて | 熊谷良平 |
| 水素吸蔵合金の開発の現状(2) | 大角泰章 |
芸術作品のブロンズ鋳造 |
| ロダン『地獄の門』にみる原型と鋳造法(後) | 黒川弘毅 |
連載 |
| パイプづくりの歴史(8) アメリカの石油開発と継目無鋼管の製管範囲の拡大 | 今井 宏 |
| 身近な有機材料のはなし 食品流通を支えるプラスチックフィルム | 大武義人 |
技術動向 |
| チタン チタン合金鋳塊の凝固偏析予測技術 | 金山宏志・草道龍彦・坂本浩一 |
| レアメタル コンデンサー用タンタル(1)―タンタル粉末― | 一色 実 |
| アルミニウム 急冷凝固アルミニウム合金 | 渋江和久 |
| 複合材料 使われる複合材料にする創製プロセス(8)自発的浸透によるin situ複合材料 | 長 隆郎 |
| ガラス系材料 多孔質ガラスの作成と応用 | 牧島亮男 |
鋏糊録 |
| X線発見のわが国への通報とわが国での追試実験考(3) | 間庭秀世 |
がんばる高校生 |
| 私たちの作った磁気テープ | 埼玉県立浦和第一女子高等学校化学部 |
| ヒ素と水銀の健康影響
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No.6 (通巻917号)
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特集 「相変態現象」 |
| マルテンサイト変態 研究と利用法の現状と課題 | 清水謙一 |
| 相変態現象概論(W) | 長崎誠三 |
放射線透過による非破壊検査 |
| 放射線透過検査の現況 | 平山一男 |
| 中性子ラジオグラフィによる流れの可視化 | 竹中信幸 |
| ロケット用火工品の中性子ラジオグラフィー | 松永浩史・間庭孝男・佐藤瑞雄・山添 智 |
| X線CTによる3次元像の測定 | 関田純一郎 |
| マイクロフォーカス X線による拡大透視法の応用 | 玉木清英 |
| 水素吸蔵合金の開発の現状(3) | 大角泰章 |
トピックス |
| 金属の酸化劣化を防止する気密包装システム | 渡辺和男・渡辺哲志 |
連載 |
| 身近な有機材料のはなし 分子間力に支配される接着剤 | 大武義人 |
エネルギー通信 |
| 第三世界の“太陽の道” 草の根の開く太陽電池の新市場 | 浜田靖夫 |
技術動向 |
| チタン チタン合金のリング圧延技術 | 安井健一 |
| レアメタル コンデンサー用タンタル(2)―タンタルリード線― | 一色 実 |
| アルミニウム アルミニウム基複合材料 | 渋江和久)
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| 複合材料 使われる複合材料にする創製プロセス(9)BNを用いるin situ Al複合材料 | 長 隆郎 |
鋏糊録 |
| X線発見のわが国への通報とわが国での追試実験考(4) | 間庭秀世 |
No.7 (通巻918号)
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特集 「金属の表面」 |
| “金属の表面”の小特集によせて ――最新の表面分析法の応用― | 鈴木 茂 |
| 表面分析データベースとインターネット | 吉原一紘 |
| 亜鉛系めっき鋼板の構造解析 鋼板上の亜鉛めっき皮膜の多面的解析 | 橋本 哲 |
| X線光電子分光法(XPS)による鉄鋼材料の表面解析 | 薄木智亮 |
| 主な表面分析法略語一覧 | |
水素脆性のルーツを探る |
| アルミニウム中の水素 | 伊藤吾朗・菅野幹宏 |
トピックス |
| 模擬生体ファントム 癌の温熱療法 ――ハイパーサーミアにおける役割 | 伊藤公一・古屋克己・浜田リラ |
連載 |
| パイプづくりの歴史(9) 電縫鋼管製造法の発達 | 今井 宏 |
| 身近な有機材料のはなし 瞬時に働く粘着剤 | 大武義人 |
技術動向 |
| チタン チタンと水生生物環境調節装置 | 千葉強平) |
| 半導体 放射線検出素子用材料(1) ――現状と問題点― | 一色 実 |
| 複合材料 使われる複合材料にする創製プロセス(10)in situ 複合材料の高速創製を探る | 長 隆郎 |
| ガラス系材料 液晶用ガラス基板の作製と性質 | 牧島亮男 |
鋏糊録 |
| X線発見のわが国への通報と>わが国での追試実験考(5) | 間庭秀世 |
| “金属物性基礎講座”完結に際し | 長崎誠三 |
No.8 (通巻919号)
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特集 「金属の表面(続)」 |
| 鉄鋼材料の表面・界面の局所分析 最新オージェ電子分光による | 鈴木 茂 |
| 表面から飛び出る二次イオンの分析 最新二次イオン質量分析法 | 笹川 薫 |
相変態現象 |
| 相変態現象概論(X) | 長崎誠三 |
産業の戦跡 |
| 旧陸軍岩鼻火薬製造所における昭和期の災害 | 菊池 実 |
| 実践的技術教育の試み 高専機械工学科一年「工学概論」の授業 | 吉田喜一 |
がんばる高校生 |
| 錬金術師の夢の研究 ――銅と亜鉛の不思議な関係―― | 東京都立城東高等学校科学同好会 |
連載 |
| 身近な有機材料のはなし ペットボトル その誕生と強さの秘密 | 大武義人 |
エネルギー通信 |
| 腰をあげる米国の石油産業 太陽発電所は採算にのるか? | 浜田靖夫 |
技術動向 |
| チタン チタンと温泉 | 村瀬系三 |
| 半導体 放射線検出素子用材料(2)―(Li)検出器― | 一色 実 |
| 複合材料 使われる複合材料にする創製プロセス(11)自発的浸透によるMg複合材料の創製 | 長 隆郎 |
鋏糊録 |
| X線発見のわが国への通報とわが国での追試実験考(6) | 間庭秀世 |
新連載 |
| 高炉物語 連載のはじめに | 中村直人 |
海外報告< |
| タンザニアへの技術援助体験 | 竹中康雄 |
No.9 (通巻920号)
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特集 「最新の熱測定(1)」 |
| 熱分析機器の最近の動向 | 前園明一 |
| 急熱・急冷熱膨張計による鉄鋼の変態点測定装置 | 番 博道・板垣次男・島田賢次・前園明一 |
| ダイナミック熱天秤の脱バインダ過程検討への応用 | 岸 証 |
| 熱量計とその応用 | 堤 健児 |
| 熱分析ここがポイント ヤング率七変化 | 桜井 裕 |
| 熱分析ここがポイント レーザーフラッシュ法による熱伝導率測定 | 青木豊松 |
| 高温における粒子分散強化 | 中島英治 |
連載 |
| パイプづくりの歴史(10) 継目無鋼管製造法のその後の発達 | 今井 宏 |
| 身近な有機材料のはなし ペットボトルリサイクルは困難か? | 大武義人 |
技術動向 |
| チタン 人工股関節用新チタン合金 | 佐々木佳男・土居憲司・松下富春 |
| 半導体 放射線検出素子用材料(3)―CdTeの基本的性質と状態図― | 一色 実 |
| ガラス系材料 光増幅ガラスファイバー | 牧島亮男 |
| 複合材料 使われる複合材料にする創製プロセス(12)自発的浸透によるin situ金属間化合物基複合材料創製 | 長 隆郎 |
鋏糊録 |
| X線発見のわが国への通報とわが国での追試実験考(7) | 間庭秀世 |
連載 |
| 高炉物語 洋式高炉ことはじめ | 中村直人 |
| 鉄のほそ道 ヨーロッパ鉄道紀行 | 石本祐吉 |
No.10 (通巻921号)
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特集 「最新の熱測定(2)」 |
| 最新の熱分析装置と応用 酸化タングステンへの水素吸収過程の測定 | 長西敦子・太田 充 |
| ハンダの濡れ速度の測定 | 川口寅之輔・小嶋光夫・前園明一・長屋 浩・大塚正久 |
| 熱分析の金属,セラミックスへの応用 | 高橋一好 |
| 熱分析装置一覧 | |
金属の表面 |
| 表面処理工程のオンライン分析 | 山本 公 |
誌上セミナー |
| 鋼の脆性破壊 | 三村 宏 |
| 溶融スラグと粘性(前) | 白石 裕 |
| 工学部における研究と教育 | 岸 洋介 |
連載 |
| 身近な有機材料のはなし ペットボトルリサイクル先進国では | 大武義人 |
技術動向 |
| 半導体 放射線検出素子用材料(4)―CdTe単結晶の成長方法― | 一色 実 |
| 複合材料 使われる複合材料にする創製プロセス(13)自発的浸透によるin situセラミックス基複合材料創製 | 長 隆郎 |
| チタン チタンの適用による海洋構造物の防食 | 高橋康雄・松岡和巳・岡村 章・上瀧洋明 |
鋏糊録 |
| X線発見のわが国への通報とわが国での追試実験考(8) | 間庭秀世 |
連載 |
| 高炉物語 日本の夜明け | 中村直人 |
研究会報告 |
| 第23回 的場記念川渡セミナー | 谷口尚司 |
No.11 (通巻922号)
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特集 「材料の高強度・強靭性化(1)」 |
| 鉄鋼材料の強度と靭性(前) | 小林俊郎 |
| 鋳鉄の高強度,強靭化 | 堀江 皓 |
| バルク金属ガラスの創製とその機能特性の研究 | 井上明久 |
連載 |
| パイプづくりの歴史(11) 大径溶接鋼管製造法の発達 | 今井 宏 |
随想 |
| アルミニウムと私 | 友弘一郎 |
連載 |
| 身近な有機材料のはなし 耐久性と美しさを与える塗料と塗装 | 大武義人 |
エネルギー通信
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| 水素燃料商業航空機の設計開始 21世紀初頭にTAKE OFFを想定 | 浜田靖夫 |
技術動向 |
| チタン チタンの耐摩耗改善表面処理技術 | 中山武典・加藤 淳・漆原 亘・寺田好則 |
| 半導体 放射線検出素子用材料(5)―大型CdTe単結晶の成長 | 一色 実 |
| 複合材料 使われる複合材料にする創製プロセス(14)結晶粒微細化用Al複合材料創製 | 長 隆郎 |
| ガラス系材料 ハイブリッド化材料―その1 有機−無機複合非晶質体―ガラスとポリマーの溶融複合 | 牧島亮男 |
鋏糊録 |
| X線発見のわが国への通報とわが国での追試実験考(9) | 間庭秀世 |
連載 |
| 高炉物語 南部藩と大島高任(洋式高炉の完成) | 中村直人 |
国際会議だより |
| 冶金工業用耐火物の発展に関する第2回国際シンポジウム | 山口明良 |
研究会報告 |
| 第37回大気環境学会年会 | 権上かおる |
No.12 (通巻923号)
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特集 「材料の高強度・強靭性化(2)」 |
| 高強度・高靭性ジルコニア | 片村淳二・佐久間健人 |
| ウィスカ強化Al基複合材料の機械的性質 | 深浦健三・砂田久吉 |
| チタン合金の破壊靭性と破壊の特徴 | 新家光雄 |
| 鉄鋼材料の強度と靭性(後) | 小林俊郎 |
金属と色 |
| チタンと色 | 屋敷貴司・大山英人 |
誌上セミナー |
| 溶融スラグと粘性(後) | 白石 裕 |
トピックス |
| ここまできた鉄系形状記憶合金 | 丸山忠克・大塚広明 |
連載 |
| 身近な有機材料のはなし 自然が織りなす技 天然繊維 | 大武義人 |
技術動向 |
| 半導体 放射線検出素子用材料(6)―ガンマ線スペクトロメトリー用検出器― | 一色 実 |
| 複合材料 使われる複合材料にする創製プロセス(15)最終回 鋼/Al間接合に鼻薬 | 長 隆郎 |
鋏糊録 |
| X線発見のわが国への通報とわが国での追試実験考(10) | 間庭秀世 |
連載 |
| 高炉物語 官営製鉄所の誕生 | 中村直人 |
| ああかん違い | 長崎誠三 |