試料形状

比熱測定

①断熱型連続法

・ 下記容器にできるだけたくさん入る事。
 一体物として成形できればベストだが、小片を重ねても良い
・ 機械仕上げ：加工面は▽▽▽とする。
・ 寸法はすべてマイナス側に製作すること。
・ φ 16 mm　高さ 30 mmでも可。

②DSC法

・ φ 5 mm　高さ 0.5～1 mm
・ 粉体でも可。

③レーザフラッシュ法

・ φ 10 mm　厚さ 2 mm

熱膨張率測定

・ 丸棒　φ 4 mm　長さ 20 mm
・ 角棒　4×4×20 mm
・ 機械仕上げ：加工面は▽▽▽とする。

　　　

※DL-9600では、 φ 3-5 mmの丸棒、または一辺 3-5 mm角柱で、長さ 15 mmまたは 20 mm（10 mmも可）

熱伝導率測定
熱拡散率測定

①レーザフラッシュ法

・ φ 10 mm　厚さ 2 mm（1.5～2.5 mm）
・ 熱伝導率の良いもの（Cu，Al，AlN･･･）は厚さ 3 mmとする。
・ 機械仕上げ：加工面は▽▽▽とする。

②周期加熱法
（温度波熱分析法）

・ □10 mm～20 mm～厚み 10μm～500μm

③熱線法

・ 30×50×10～15 mmの板　2枚
・ 2枚の板の重ね面をできるだけ平滑にすること。

④温度傾斜法

・ φ 50 mm　厚さ 0.5～3.0 mm（プラスチック等）
・ 金属・グラファイトは別途ご相談下さい。

蛍光Ｘ線分析

①定性分析

・ 粉末試料
 約0.1 ml 以上が原則ですが、微量でも測定可能です。
・ 板状試料
　直径 50 mm以下

②定量分析

・ 粉末試料
 数ml 以上が原則ですが、微量の場合はご相談ください。
・ 板状試料
 直径 20 mm以上、50 mm以下が原則ですが、寸法が異なる場合はご相談ください。

Ｘ線回折

・ 粉末試料
 耳かき1杯以上の量が必要ですが、それ以下でも測定可能ですので、ご相談ください。
・ 板状試料
 約20×10 mmの大きさが原則ですが、それ以上でもそれ以下でも測定可能ですので、ご相談ください。

電気抵抗

直流4端子法

・ 丸棒 φ 3 mm 長さ 80～100 mm
・ 角棒 3 mm×3 mm 長さ 80～100 mm
 機械仕上げ：加工面は▽▽▽（≒Ra1.6）仕上げとする。
 断面積が一定であれば良い。
＊上記寸法に満たないサイズでも試験可能な場合がありますので別途ご相談ください。

磁気測定

・ 強磁性体（磁石につく試料）
 リング型試料：外径 φ 36 mm 内径 φ 24 mm 厚さ 1～3 mm
・ 常磁性体（磁石につかない試料）
 5×5×5 mm
 できるだけ平行に　加工面は▽▽▽とする。

弾性率測定

曲げ共振法

・ 幅 10 mm 長さ 60 mm 厚さ 2 mm

弾性率測定

ヤング率
超音波法

・ φ 16 mm 長さ 10 mm
・ 平行であること。両面平滑であること。
・ 機械仕上げ：加工面は▽▽▽とする。

粘度測定

①ガラス・スラグ

・ φ 10～12 mm 高さ 5～6 mmのガラス円柱
・ φ 15～20 mm 高さ 40 mmのるつぼに溶かした 4 ml 程度の試料（るつぼ法）

②水溶液・溶剤

・ 毛細管法　50 cc
・ 回転円筒法　200 cc

高温硬さ測定

・ 5×5×10 mm
・ 機械仕上げ：加工面は▽▽▽とする。