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サステナブル金属素材プロセス入門 ―循環型社会の構築のために―
中村 崇 編
2009年 4月30日 初版1刷
ISBN 978-4-901496-49-0 C0057
発行 アグネ技術センター
A5判・並製/ 200頁
定価 2,420円(本体価格2,200円+税 10%)
→厚さ:16mm,重さ:470g
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「持続可能な循環型社会」構築のため,使用済製品も資源として位置づける「都市鉱山」「人工鉱床」の考え方を提案してきた著者らが,地下資源(鉱石)から金属素材へ,さらに使用済み製品から金属素材を再生するプロセスを,環境問題にも触れながら,わかりやすく解説した.
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[目次]
はじめに
1章 サステナブルの意味〈中村 崇〉
1 環境問題とサステナビリティ
2 循環型社会における金属素材プロセス
2章 金属材料と資源
なぜ金属材料なのか〈柴田浩幸〉
1 身近な金属
2 金属の科学
2.1 金属の結合状態
2.2 金属の結晶と相変態
2.3 金属の塑性加工性
鉱物資源のできかたと存在〈中村 崇〉
地球の成り立ちと鉱物資源の対象
(a)鉄
(b)アルミニウム
(c)銅,亜鉛,鉛など親銅鉱物
3章 メタルプロセス
鉄ができるまで〈有山達郎〉
1 はじめに
2 鉄製造法の概略
3 鉄の原料とは
3.1 鉄鉱石
3.2 石炭とコークス
3.3 わが国における原料の輸入
4 高炉による製鉄法
4.1 コークス炉
4.2 焼結機
4.3 高炉
5 高炉以外の製鉄法
6 最近の製銑分野の課題
鋼ができるまで〈北村信也〉
1 緒言
2 製鋼プロセスの発展
3 果てしなき不純物との戦い
4 結言
軽金属ができるまで〈佐藤修彰〉
1 緒言
2 酸化物の還元
3 アルミニウム製錬(溶融塩電解)
4 チタン製錬(活性金属還元法)
5 結言
非鉄系ベースメタルができるまで〈中村 崇〉
1 銅,亜鉛,鉛の製錬プロセス
1.1 銅
1.2 亜鉛
1.3 鉛
2 ニッケル・コバルトの製錬プロセス
高融点金属,希土類金属,貴金属ができるまで―〈佐藤修彰〉
1 はじめに
2 高融点金属
3 希土類金属の製造
4 貴金属の製造
5 終わりに
4章 金属リサイクル
金属リサイクルの考え方〈中村 崇〉
1 リサイクルの基本思想
2 廃棄物処理としてのリサイクル
3 大量生産システムにおける資源
4 リサイクル技術の基本的考え方
5 マテリアルリースの考え方
6 資源循環のための人工鉱床作成の試み
鉄のリサイクルプロセス〈井上 亮〉
1 発生
1.1 工場発生スクラップ
1.2 老廃スクラップ
2 収集
3 加工処理
3.1 プレス(圧縮)加工
3.2 シャーリング(切断)加工
3.3 シュレッダー(破砕)加工
3.4 ガス切断加工
4 製品
5 鉄スクラップの流れ
6 鉄スクラップから鋼製品へ
6.1 電気炉製鋼法
6.2 高炉−転炉製鋼法
6.3 圧延
7 廃棄物処理に関する法令
8 リサイクルの現状
8.1 資源循環型社会への貢献
8.2 鉄リサイクルへの技術対応
8.3 リサイクル鉄の超鉄鋼化
9 環境問題
非鉄金属のリサイクルプロセス〈柴田悦郎〉
1 金属資源の現状
2 金属資源リサイクル
3 アルミニウムのリサイクルプロセス
4 銅,鉛,亜鉛のリサイクルプロセス
4.1 銅
4.2 鉛
4.3 亜鉛
レアメタルのリサイクルプロセス〈佐藤修彰〉
1 はじめに
コラム
2 レアメタルの利用と都市鉱山の形成
3 レアメタルのリサイクル
4 レアメタルのリサイクルプロセス
5 エネルギーレアメタルのリサイクル
6 終わりに
5章 金属素材プロセスにかかわる環境問題
残留性有機汚染物質(POPs)〈葛西栄輝〉
1 ストックホルム条約(POPs条約)の概要
2 対策が必要とされるPOPs
コラム
3 ダイオキシン類の生成および分解過程
3.1 前駆物質(precursor)からの生成反応
3.2 合成反応
4 ダイオキシン類の生成抑制
5 PCBs廃棄物の処理
5.1 PCBsの環境排出ルート
5.2 欧米におけるPCBs廃棄物の処理状況
5.3 日本のPCBs廃棄物処理
5.4 低濃度PCBs汚染物の処理
重金属〈中村 崇〉
1 重金属の環境影響
2 環境規制の考え方
索引
執筆者略歴
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